第16回「地域のギャラリー」
永富兄弟鉄道写真展
「晩年の蒸気機関車たち」




永富伸弘さんと良弘さんはふたごのご兄弟。
子供のころからの大の蒸気機関車好き!!
以前ドライブインあら竹にあった
C11312号機の写真をご覧いただいたご縁で
今回の写真展の運びとなりました。


ミニSLの前で記念撮影
左が伸弘さん(兄)右が良弘さん(弟)

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小さいときから近所の田丸駅(現在JR参宮線田丸駅)に
おばあちゃんが乳母車に乗せて連れられ
毎日通ったことが「鉄道」の原風景とか・・・。
蒸気機関車を見るのが大好きで
駅に連れて行ってもらうと機嫌がよくなる子供だったとか・・・。

今回の展示写真は
おふたりの地元の参宮線と
高校生のとき撮影旅行に出かけた
北海道の蒸気機関車の写真です。

SLが三重から姿を消したことを残念に思ったおふたりは
高校1年の夏休みにお父さんにせがんで
北海道へ1週間、」SLを追いかける旅をされたそうです。

「観光は一切なし。
夜行列車で北海道を周り、旭川駅に2泊
唯一、留萌で夜11時に宿に飛び込みで入ったけど
あとは野宿やったなぁ」と
懐かしそうに当時の思い出を語ってくださいました〜♪


《 今回の展示作品 》



《 ミニSL2台とナンバープレートの拓本も展示》




3ヶ月とロングランなので
1ヶ月に1回作品は入れ替え予定。
何度でも楽しんでいただけます。




このレポート作成のために
おふたりにインタビュー中のぴーちゃん


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★インタビュー★
質問 「蒸気機関車の魅力はなんですか?」

伸弘さん
 「煙のにおいが独特で、たまらんなぁ!
石炭と油の混じった独特のものがあるんさ〜。
ボクにとってはピカピカに磨かれたのは
ちょっとちがうんさ・・・・
働く姿、ススに汚れた姿こそが魅力やな。」

良弘さん
「アニキと同じやけど
あともうひとつ付け加えるなら
力強さ!!
スピード感はないけど
蒸気機関車には馬力があるもの。
迫力がちがうよなぁ!!」


また、お写真には写ってませんが
展示の手伝いに来てくれた伸弘さんの息子さん
健介くんも鉄道ファン。
お父さんと叔父さんの影響も大きいかな〜(笑)
健介くんは今キハ40系追いかけて写真を
とってるそうです。

ぴーちゃんが「どうして???」ってきくと
「もうすぐなくなるから〜」との返事。
すかさず横からお父さんの伸弘さんが
「僕らのときには蒸気機関車がなくなる前やったんで
必死でおいかけたやろ〜。
今、健介の時代には、それがキハ40系なんや。」

なるほど〜〜〜〜〜
なくなるものへのレクイエムでしょうか〜♪
鉄道を愛するみなさんの気持ちが
少し理解できたぴーちゃんです。

鉄道を通じて兄弟、親子の関係が
深まることもいいかな〜って思いました。

「温故知新」の言葉通り
この写真展がみなさまに
「何か」をお届けできれば
こんなうれしいことはありません。

亡くなったワタシのおじいちゃんも
きっと喜んでくれてることでしょ〜♪♪

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